板倉農産

板倉農産

宮城屈指の米どころ、登米(とめ)市。 全国に多くの米を供給してきた歴史が、“登米”という名にも刻まれています。

人々と共に米づくりを支えてきたのは市内を流れる水量豊富な河川ですが、それらは時に人々の暮らしに刃を向けることもあります。
度重なる川の氾濫に備えて近隣農家たちが建てたのが、米を守るための高床式の”板製の倉”でした。
それが地域の誇りでもあり、今の板倉農産の名前の由来でもあります。
登米市・板倉地区の風土に育てられてきた板倉農産の米づくりは、長い年月をかけて作り上げてきた“土”が要。
できるだけ農薬や化学肥料を使用せず、精米の時に出る稲藁・籾殻・米ぬかも土に返すなど、有機物の循環が豊かな土壌を守り続けています。
登米の自然のなかに生まれ、地域の人々によって守られ、そして板倉農産の土に根を張って育った米。
親たちに似て、噛むほどにねばり強く、風味豊かな一粒に育っています。